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<何故自分が神様を受け入れることが出来たのか>  竹氏 清貴

<自分の力が頼り‥‥絶対、クリスチャンなんかにならない>
 私は、日本料理の世界では30年ほど仕事をしています。昔ながらの技術と自分の力が頼りの仕事です。 そんな私は「絶対、クリスチャンなんかにならない。神頼みなんて絶対にない」と思っていました。 生まれてから大した苦労もなく順調な人生であった私は、結構傲慢で自信家であったと思います。また反面、 良い人を意識していました。歳を重ねるに連れそれが自分本来の姿だと思うようになっていたのだと思います。 もちろん多くの人に世話になっていると思いますが、それもこれも全て自分の性格の良さ、魅力だと自惚れて いました。

<家族が洗礼を受ける>
 10年ほど前、家内が洗礼を受けました。家内は、昔から他人にも男にも負けたくないという感がありまし た。子供の教育にも力が入っていましたが、洗礼を受けてからその重みから少しずつ解放されていったのか、 変わってきました。私は、家内の変化を少し驚きの目で見ていました。  家内が教会で聞いてきた聖書の言葉を家で聞かせてくれます。私は、そんなことは分かっている、自分の生 き方と一緒だと思っていました。別に、聖書を読まなくても自分の生き方で十分と思っていました。でも、分 っているのと行うのは別だと思い知らされました。

<バブルの崩壊・家族との対話>
 梅田の店で仕事をしている時、ちょうどバブル時期からそれが崩壊したときですが、バブル時期は結構売っ ていましたので自信満々でしたが、景気が悪くなると売上は下がるし、オーナーには毎日責められるし、頑張 っても報われず全然面白くありませんでした。それまで順調だった私には、この時期が結構きついときだった と思います。 “辞めたい、辞めよかな”いつもそんなことばかり、逃げ出すことばかり考えていました。 家では余りそのようなことは言いませんでしたが、家内は察してか、その日に教会で聞いた聖書の言葉を私に 話してくれました。 「神様は、その人に越えられない試練はお与えにならない。越えられるから、お与えになるのよ」と教えて くれました。 その時、“ハッ”と思いました。私は自分で築いていない人生を、自分の力でどうにかしようと考えていたの か・・・。今まで自分でしてきたことは、全て与えられていたものだと気が付きました。 何故か知りませんが、考え方がコロッと変わってしまいました。

<自分の持っているクリスチャン像 に自分は当てはまらない‥‥でも教会には行きたい!>
 今まで、足元ばかり見て仕事をしていました。自分のことばかりを見ていました。先のことも自分に付いて きてくれる若い人のことも考えて仕事をしよう。そう思ってやり方をいろいろ替えました。不思議ですが、そ う考えると調理場の雰囲気やみんなの表情も変わってきました。売上も少しづつですが上がってきました。仕 事も楽しくなって店を替わりたいとか、辞めたいとか考えていたことも忘れていました。 そうしている内に、京都の店の話しをもらいました。 神様に感謝しました。神様は、自分のことを見ていてくださったのだと思いました。それを気付かせてくれた 家内に感謝しました。それから少しずつ教会に行くようになりました。
 我喜屋先生のメッセージは、自分のことを言っているのではないかと思うことが何度かあり、私は続けて教会 に行きたくなっていました。でも、自分の持っているクリスチャン像に自分は当てはまらないといつも思って いました。 教会に来るたびに神様を感じます。心の内から押し上げてくるものを感じます。それを自分で押さえていま した。胸が痛い、自分の力で扉を開けることが出来ない苦しさ、でも教会には行きたい! そんな葛藤を6年も7年も繰り返していたでしょうか。ものすごく永く感じました。何かきっかけがあれ ば・・・いつもそう思っていました。

<どんなときにも変わることのない物差し>
 ある日、教会で上原玲子さんと伊藤嘉子さんのコンサートがありました。その歌と手話を見たとき全て吹っ 飛びました。受洗したいと思いました。身体の中に神を感じました。 悩んでいた事があほらしくなりました。悔い改めれば許してくださる。何のために神様は十字架につかれたの か。こんな大事なことを理解できていなかったのです。
 私は今年50歳になりました。人生半ばで神様を受け入れられたことに感謝します。人は誰でも自分の基準 を持っています。でも、都合よく変わる基準です。その時々でサイズを変えます。私は神様を信じることによ り、また聖書を知ることにより、どんなときにも変わることのない物差しを得ることが出来ました。残りの人 生をこの物差しをもって神様と歩むことができる喜びを感謝します。いつも愛してくれる家族と神様に感謝し ます。


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